モンスターペアレント

モンスターペアレント(Monster parent)とは、学校または、先生に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する
和製英語だそうです。一般的な常識を逸脱しない意見を行う保護者はここには含まれないですが、さかえ目が微妙です!基本的には
直接教員にクレームを行うものが多いが、陰険なのは校長や教育委員会など、より権限の強い部署にクレームを持ち込んで、間接的に
現場の教師や学校に圧力をかけるというパターンも増えています。また、なかにはなんの目的か?嘘・偽りの告発をするなどして法的
問題に発展させようとする人騒がせな保護者もいるそうです。なお、アメリカではこのような保護者をヘリコプターペアレント(Hel
icopter parent)と呼ばれています。これは、学校の上空を周回するヘリコプターのように常に自分の子供を監視し、何かあればすぐ
に学校に乗り込んでくることからきているそうなのです。

モンスターペアレント対策

モンスターペアレントは今に始まったことではないです
ね!以前からこのような問題を「親のイチャモン」とし
て研究してきた大阪大学大学院教授は、モンスターペア
レントのイチャモンをそままに受け取るのではなく、モ
ンスターペアレントが本当のところ何を要求しているの
かを探り、可能な解決の道を模索するるという手法を提
言している。また、プロ教師の会の会員である都立高校
の先生ははこうしたモンスターペアレントの対応は個々
の教職員や学校では不可能であるとし、教育委員会内に
モンスターペアレント対応専門のチームを設置すること
を提案しているそうです。 教育再生会議はこの先生の
考え方に近いそうで、2007年6月1日に決定した第2次報
告の中で「学校問題解決支援チーム(仮称)の設置」を
提言している。また学校協議会等地域社会と学校との連
携を図る試みも行われています、教職員が個人で訴訟費
用保険(教職員賠償責任保険)に入るケースも増加して
いるそうで、深刻な問題となっています。

モンスターペアレント層

モンスターペアレントは1970年代後半から1980年代前半
の校内暴力があちこちで問題になっていた時代を経験し
た、教師への敬意を全然持っていない層です。さらに公
務員の人気が低かったバブル期に社会に出たために教師
をバカにしている、というのが大阪大学大学院教授の解
釈だそうです。こうした保護者が一人でも出現すると、
教職員はその対応に膨大な時間を奪われてしまい、肝心
の授業に使う時間がなくなりますし、学校全体に悪影響
が広まる率はとても高くなります。また、モンスターペ
アレントでストレスからノイローゼにかかり退職せざる
を余儀なくされた教師もいますし、最悪の場合自殺にも
発展してしまうケースもあります。モンスターペアレン
トの内容としては、自分の子供が注意されたことに逆上
して職員室に乗り込み、延々とクレームをつける。早朝
であろうが深夜であろうが教職員の自宅に電話をかけ、
何時間もクレームをつけるなどで、これでは余程の神経
の持ち主でなければノイローゼにかかってしまいます。
いずれにしろ、早急の対策が必要ですね!・・・

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